世界に類のない質の良さ

庵治石は、地質学的にみると中生代白亜紀頃(約8000万年前)に形成され、他の花崗岩に比べて比較的新しい(若い)花崗岩です。
そのため、時間の経過による劣化が少なく、長石・石英・雲母などの鉱物の結晶が緻密なバランスによって組み合わさっており、石の組織全体が締まっているため硬さは、水晶と同じ硬度7に分類されています。
庵治石で建てたお墓は、数百年間は彫られた字が崩れたり、艶が無くなったりしないと昔から伝えられていたのもこの硬さのおかげです。
その硬さゆえ、加工には高度な技術が必要で「職人泣かせの石」と呼ばれる反面、独特な粘りがあるため細かな加工を施すことができます。
優れた耐久性

庵治石の特徴としてひとつひとつの結晶が小さく、緻密に組み合わさっていることから吸水率も低く、他の花崗岩とは比較にならないほど細かな加工を施すことが可能です。
また、ひとつひとつの結晶が小さいことにより、結晶の膨張・収縮率も極めて低いという性質をもっております。
何百年、千年という長い目で見ると、結晶やその隙間に入った水が膨張・収縮を繰り返すことは、石が風化する大きな要因の一つとなります。
庵治石は結晶の膨張率、吸水率が低いことから風化にも強いと考えられます。
ダイヤモンドの名の通り、良質な庵治石はきめ細かな地肌で風化にも強く、磨けば磨くほど艶を増していきます。
人々を魅了させる美しさ

庵治石には、石目が細かく青みを帯びた細目(こまめ)と呼ばれる種類と、石目が粗く淡い色合いの中目(ちゅうめ)と呼ばれる種類に分けることができます。
庵治石細目の特徴である、まるで濡れたような美しい光沢がある石肌に、二重がすりを思わせる斑(ふ)と呼ばれる模様がふわりと浮きあがったように見える石があります。
斑が現れた庵治石は、なんとも言えない美しさがあり、上述の墓石材としての耐久性だけではなく、見た目でも人々を魅了いたします。
この斑と呼ばれる神秘的な模様は、庵治石だけに見られる現象であり、どのようにして模様が起こるのか地質学でも解明されていません。
庵治石の価格

庵治石は、なぜ他の石材と比べて高価なのでしょうか?
石の品質や見た目の美しさによる石自体の価値、硬い材質のため加工に手間がかかるといったことの他に、墓石に使用できる大きさの綺麗な庵治石を見つけることが困難だからです。
庵治石の丁場(採石場)は、岩盤に多くの亀裂が入っているため、傷が無く適度な大きさの庵治石を探すことは非常に手間がかかります。
職人の勘と経験をたよりに採石した原石であっても、加工した後に初めて傷が現れる場合もあります。
当然、石に傷が現れた場合、加工が終わっていてもその石は使えませんので、作業は振り出しに戻ってしまいます。
採石された庵治石の中から、庵治石極上のお墓として製品化できる割合はわずか3%~5%程度しかありません。
また、傷が無い石であっても、部材ごとに庵治石の特徴である模様や色合いを合わせるために何組も製作することもあります。
採石される時期や層によっても色目や質が変わるため、金銭的なコスト以外にも時間的なコストも掛かるため、より良い庵治石でお墓を建てたいとお考えの方は、時間に余裕を持たせて信頼出来る石材店に問い合わせてみる事をお勧めいたします。
以上のようなことから、一般的な墓石材よりもはるかに手間がかかり、石自体も硬いため高度な加工技術が必要となるため価格が高くなります。
庵治石のお墓は希少性が高く、同時に時間的にも金銭的にも高コストです。
高品質かつ、お求めやすい価格の庵治石をお探しの方はぜひ一度お問合せ下さい。