永平寺報恩授戒会

4月23日から29日まで永平寺に随喜してきました。

永平寺では毎年の恒例の授戒会です。全国の壇信徒 百数十名と今年上山した若い修行僧二百名が永平寺にてお釈迦様の十六条戒を授けていただき、永平寺の禅師様(住職様)に、お釈迦様の弟子としての仏教徒である証として四文字の戒名を授けていただく式であります。我々僧侶はそのお手伝いをするために全国から二百名以上が集まりました。総勢500名以上が永平寺にて朝は3時起床、一週間起居を共にして修行をいたしました。

今年は特に授戒会に於いての最も大切な3道場(懺悔道場、教授道場、正授道場)が27日から28日に行われましたが春の嵐に直面し暴風雨の中にて厳修されました。27日の夜、懺悔道場にては特に風雨が強く永平寺山門にある樹齢700年の菩提杉の1本が途中で折れ鐘楼の屋根を壊し被害がでました。その中、全員厳しい気候状況にも影響されず立派に修行を終えることができました。その達成感は例年にも増して満足のゆく授戒になりました。

私の冷泉寺の壇信徒の1名も無事戒弟として戒名を授けていただきました。大変清々しい表情で、以前にも増して仏様のような素晴らしいオーラを感じました。全ての人間は本来仏心を持っているという教えを今回の授戒会で確信をいたしました。全ての人々が自分の仏心に目覚め日々の人生に生かせることを導くのが我々僧侶の役目であります。来年の授戒会には日々布教をし、一人でも沢山の壇信徒を授戒会に参加していただくようこれから1年間頑張りたいと思います。